ちょっと前のことになりますが、豊田市美術館へ行ってきました。
あのMoMAの増改築を手がけた谷口吉生氏による設計・建築です。
館内に入ってすぐ、ギャラリーツアーのアナウンスがありました。
せっかくなので、色々聞きながら見て回ろうと、参加することにしました。
参加者は、なんと私一人。
案内してくれるガイドさんは二人。
ガイドさんを独占です。

最初はトニークラッグ。浜辺に落ちていたカラフルなプラスチック容器(ゴミ!!)を鮮やかに並べています。
これを見たとき、直島にあるリチャードロングの作品を思い出しました。
ガイドさんがトニークラッグのことが大好きなようで、熱く熱く語ってくれました。

それとおもしろかったのはエルネスト・ネト。
体験型のアートで、白いベールの中に入っていきます。
中にはこれまたカラフルな人形?が。
そのオブジェの中にはそば殻やビーズが入っているのでまくらのよう。
中には、ラベンダーが入っているものもあり、ふわふわの床やもわもわっとした天井に囲まれて、すやすやと眠たくなってきます。
ガイドさん曰く、「寝ていくカップルもいる」とちょっと困惑気味でした。
落書き事件でちょっと話題になった奈良美智さんの初期のころの絵もありました。
私はメジャーどころしか知りませんでしたが、こんなに作風が変わっているんですね。
