佐川美術館の展示室の中にある椅子に目を奪われました。
それはウェグナーがデザインしたチャイニーズチェアの3人掛け。
ペーパーコードの座編みです。
チャイニーズチェアの一人掛けはしばしば目にしますが、
3人掛けは始めてみました。
実際に座ってみると、名作と言われるだけの納得のすわり心地。
作り手としては、これだけの長さのペーパーコードを編むのは並大抵のことではないなー、
ということ。
この椅子に座りながら、平山郁夫氏の「楼蘭遺跡三題」を眺めるのが最高の気分です。
次は美術館内のカフェ・レストラン。
ここにはウェグナーのアームチェアがずらりと並んでいます。
テーブルもおそらくウェグナーによるものではないでしょうか。
このゆったりとした空間で中庭となる池を見ながら、
アップルパイをいただきました。
なお、佐川美術館内の椅子のことをエントランスの係りの人に尋ねたところ、
とても丁寧に説明してくれた上、
ちょっとした資料をいただきました。
ありがとうございます。
また、見に来たいと思わせる美術館でした。
次は茶室をみてみたいですねー。