いつも私に本を紹介してくれる友人から、新たな一冊を薦めてもらいました。
それは
「おぼうさん、はじめました」
松本圭介 著
寺院カフェ開設や仏教雑誌の監修など、新しい方法で仏教を発信していくお坊さんが
お坊さんになるまで~新米坊主時代をつづったブログ日記本。
その友人はバリバリのビジネスパーソン。
いつもはビジネス書を紹介してくれるのに、何故に仏教??
と思いながら、頁を進めていきました。
ブログ本なので、読みやすくあっというまに読み終わった感じです。
私はこれといって仏教徒だ!というわけではありません。
でも、なんとなく惹かれるものはあります。
作者の言葉を借りるならば、
「よくわからないけど、かっこいい」
といったところでしょうか。
前職を辞めた際、いつもの私ならば海外へ行きそうなもの。
しかし、このときばかりは心機一転、木工の道を極めんとばかりに
その決意を確固たるものにするため、お遍路の旅へ。
悟りはひらけませんでしたが、人の温かさには触れることによって
大きく心をひらくことができました。
…さて、本題に戻り、
この本で特に興味深かったのは、
いかに仏教というコンテンツをプロデュースしていくか。
ということ。
私もいづれは独立する身。
セルフプロデュースをしていかねばなりませんしね。
実家が寺の友人にもこの本を薦めてみよう。