この週末は21世紀美術館へ行ってきました。
かなりの強行スケジュールでしたけど、行った甲斐がありました。
21世紀美術館の前に植えてあった百日紅(さるすべり)の花がきれいに咲いていました。実際に花をつけているのを見るのは初めてで、あの奇異な形をした外観と反して、淡いピンク色の花が咲いていました。
今回の特別展示は
「RON MUECK」(ロン・ミュエック)
でした。
オーストラリア生まれの彫刻家。
その精細な造りには圧巻。青く浮きだった静脈や、今にもまばたきしそうな目、汗が噴出しそうな毛穴の一つ一つが精巧に作られています。
館内に、彼のアトリエの様子が映し出されていましたがそのアトリエの様子は人間の身体のパーツが多く並んでいて、かなり異様な雰囲気。
でも、彼の作品にはそのリアリティゆえに生身の母性が感じられます。華飾しない人間の姿は醜くもあり、美しい。
そんな感じでしょうか。
久しぶりの北陸。やっぱ落ち着きますわ。
整然と並ぶアントチェア。100脚あるらしいです。こんな部屋で講義を受けてみたいものです。ライブラリーにはスワンチェアもありました。
21世紀美術館、すごいです。